未来への「提言」 – あなたと一緒に、まちづくり –

はじめに

私たち市議会議員は、二元代表制の一翼を担う議決機関として市政のチェックを行うとともに、市民の皆様の声を市政に届けるため、市長に対して様々な政策提言を行うことが出来ます。
加古川市議会では会派制度による議会運営を行なっており、それぞれの会派は、特色を持った政策集団でなければならないと考えています。
会派は市長の予算編成に対して一年に一回、予算要望を行ないます。
 
私たち志政加古川も、先進事例の調査・研究などを通して市長に対して様々な提言を行う事により、会派の政策を市政に反映してきました。
平成30年度に対しても、200項目に及ぶ予算要望及び政策提言を行いました。
 
平成30年度予算は、岡田市長にとって一期目最後の予算編成となります。
公約に基づく思い切った予算編成を求めると同時に、二期目の方向性を示す計画的な予算編成になることを期待しています。
昨年、機構改革により新たに協働推進部が設置されました。
市民との協働が市長の考える加古川のまちづくりの進め方の基本であると理解し、今後進める市の事業一つ一つが協働の概念を持って着実に進められるよう、鋭意努力頂くことを求めていきます。

1.福祉

「こども」が健やかに育ち、「障がい」のある人もない人も「生涯」住み慣れた地域で安心して心豊かに暮らせるまちを目指して。

● 妊娠中から就学までの子育てを切れ目なく支援する「子育て世代包括支援センター」の拡充(増設)を求めます。
● 生命を大切にする意識を向上するための「(仮)生命尊重の日条例」の制定を推進します。
● 急病に対応できる病児保育の更なる拡充(増説)を求めます。
● 発達障がい等、気になる子を早期発見・対応するための仕組みづくりを推進します。
● 卒業式や受験に影響が出ないよう、小学校6年生・中学校3年生のインフルエンザ予防接種の無料化を推進します。
●「障害者差別解消法」に基づき、就労・経済的自立の支援、合理的配慮を提供する事業者に対する支援、障がいのある人に対する理解促進の教育や啓発を推進します。
● 障がいのある人や妊婦、高齢者等の交通弱者の移動手段を確保するための福祉タクシー制度の拡充を求めます。
● 元気な高齢者が活躍できるよう、高齢者の職業相談窓口の充実や生き生きと活動できる仕組みづくりを推進します。
● 高齢者が安心して暮らせる居住環境の整備、医療や介護が切れ目なく提供されるよう「医療と介護の連帯支援センター」を推進します。

2.安全・安心

行政と市民との協働の安全・安心のまちづくりを推進し、「災害に強い」・「犯罪のない」・「交通事故のない」まちづくりを目指して。

● 災害情報伝達システム等を通じて、災害時に全ての人が迅速に情報を受け取れる仕組みを推進します。
● 中学生が災害時に防災リーダーとして、地域で活動できるよう必要な知識と技能習得の訓練を推進します。
● 災害時に、高齢者や障がいのある人が必要な支援を受けられる制度の充実を図ります。
● 災害時における業務継続計画(BCP)を早急に策定することを求めます。
● 災害情報の優先順位を整理する仕組み(トリアージ)づくりを推進します。
● 津波避難ビルの民間事業所との協定を促進します。
● 見守りカメラやICTを活用した、地域全体で見守る仕組みづくりを推進します。
● 防犯灯の市設置基準の見直し、及び町内会設置に対する補助の導入を求めます。
● 市民の防犯意識を高める為、一戸一灯運動を推進します。
● 通学路の安全対策、児童生徒の自転車利用時のヘルメット義務化及び購入補助、自転車保険加入促進の強化、交通安全教育の充実を図ります。

3.教育

経済格差による教育の格差解消、公教育のレベルアップ、よりよい教育環境を整備し、「教育で選ばれるまち」を目指して。

● 一人一人の児童生徒に合わせた習熟度別指導や、主体的対話的で深い学びをすすめる協同的探求学習の推進等、特色のある教育を導入し、公教育のレベルアップを図ります。
● いじめや不登校、問題行動、特別な支援を必要とする児童等の対応に向けた、スクールカウンセラー・メンタルサポーター・スクールアシスタント・スクールソーシャルワーカーの拡充を求めます。
● 特別な支援を必要とする児童生徒に対し、加古川市障がい者基幹相談支援センターが核となり、教育と計画相談事業所との連携を推進します。
● 全教室へのエアコン設置、トイレの洋式化等、より良い教育環境の整備を求めます。
● 地域と共にある学校づくりを目指したコミュニティスクールの創設、並びに学力・自己肯定感の向上を目指した小中一貫教育を推進します。
● 様々な効果が期待できる赤ちゃん登校日授業を推進します。
● 児童クラブのスタッフの待遇改善と施設の環境整備を図ります。
● 教科書選定調査員及び調査内容の公開等、教科書採択事務の更なる適正化を求めます。
● チャレンジクラブでの学習支援の実施を求めます。
● 教育委員会のさらなる活性化を求めます。

4.社会基盤

安全で快適な暮らしの基盤整備を推進し、「住みやすい」・「住んでよかった」・「住みたい」まちを目指して。

● 加古川の玄関口に相応しい加古川駅周辺の再開発を推進します。
● 東播磨南北道路周辺地域の交通量の増加に対応した、道路整備を推進します。
● 公共交通空白地域の解消、みとろ周辺の活性化を目指したJR加古川線上荘新駅の設置を推進します。
● 人口減少地域の発展を促進する為、調整区域を含めた用途地域の見直しを推進します。
● 道路陥没事故の防止及びライフラインの安定の為、上下水道管の老朽管更新を推進します。
● 再生可能エネルギー導入の促進とともに、太陽光発電等の設置・管理に関する条例化を求めます。
● 日岡山公園が誰もが楽しめる公園となる為の計画的な再整備、並びにJR日岡山駅の早期リニューあるを求めます。

5.地域活性化

地場産業の振興、地産地消の推進、健康で快適に暮らせる特色あるまちづくりを通して、魅力的な「ウエルネス都市 加古川」を目指して。

● 農業の活性化や地産地消の推進のため、加古川パスタなど新たな農産物のブランド化と加工や販売施設の新設・拡充による6次産業化を推進します。
● 地場産業の活性化と企業誘致の為の優遇税制と、企業余地の確保に取り組みます。
● Uターン促進の為に、地元企業就業者や地元住者に返還の優遇をする、条件付給付型奨学金制度(加古川版ブリ奨学金)と、並行してUターン者雇用助成制度の創設を推進します。
● みとろフルーツパーク周辺施設を生かした観光需要の創出を図ります。
● インバウンドに対応した観光ルートの創出や、加古川駅周辺への宿泊施設の整備を求めます。
● WiFiフリースポットの設置を図り、市内無線ネットワークの構築を推進します。
● 「棋士のまち加古川」の推進と棋士育成支援の拡充を図ります。
● 少子高齢化の進行により増加している「交通弱者」の移動手段を確保するために、地域公共交通の導入と充実を推進します。
● 空き家の相談窓口や空き家バンクを充実させ、空き店舗や空き家の利活用と適正管理を推進します。
● 市街化調整区域の定着人口を増やし、地域の活性化の為、田園まちづくり制度の活用を推進します。
● 各種スポーツ団体への支援や障がい者スポーツを含む各種スポーツ大会を誘致し、スポーツの魅力発信に努めます。
● 障がいのある方もない方も共に行えるユニバーサルスポーツ推進、指導者育成、行政の窓口設置の促進を進めます。